2kgダンベルでも。難易度高めのスクワット

難易度高めのスクワットとは。

今回はオーバーヘッドスクワットです。

 

頭上にウェイトをあげるからオーバーヘッドってことだと思います。

 

ダンベルやバーベルを頭上に上げたままで行うのがオーバーヘッドスクワットです。

実は難易度の高いスクワットです。

 

この写真で私が使用しているのは10kgのバーベルです。

 

「なんやー10kgかー」思われるかもしれませんね。

でも、メンバーさんでしっかりトレーニングできている人で、両手で2kgダンベルひとつでも

「きついー泣」と弱音吐く、

あるいはツラすぎて笑けちゃうメニューです。

 

スクワットのしゃがむ、立ち上がる動作が修正なくできるようになるまではご法度メニューでもあります。

 

なにがそんなにキツいの?

 

スクワットの動作中、バーベルを上げたままでキープし続けるところです。

体幹部、特に背中にガツンと負荷がかかることと肩まわりの可動域や筋力も必要です。

背中や肩まわりの筋力が弱いとスクワットのしゃがむ動作でバーベルを頭上で支えきれません。

前後にブレブレ、身体で支えられず腕で持つには重いだけでなく、あぶないですね。

あと、バーベルは頭上に上げておきますが、首をすくめるように肩があがってしまうのはNG

 

この体勢をキープし続けるためのバランス力も必要。

上半身と下半身を連動させるトレーニングなので、それぞれの部位だけを鍛えていても、さらにその先には連動、そしてバランス、が必要となります。

 

つまり、一気に上半身も下半身も鍛えられる効率のよいメニューでもありますね。

 

まずはとにかくスクワットをしっかりとやり込みましょう。

立ち上がるときは足裏全体で床を押して立ち上がる。

前後にブレないこと。

 

膝や太もも前だけのパワーでアンバランスなスクワットをしているなら、臀部や太もも裏側の筋肉を使える安定したフォームを叩き込むところからです。

 

オーバーヘッドスクワットがなぜ難易度が高いかというと、

しゃがみ込み、立ち上がりの動作が不安定だと、頭上にあげたバーベルを支えるために肩まわりの筋肉を痛めてしまうリスクがあるからだと思います。

肘はしっかり伸ばし、ロックしておく筋力も必要ですね。

 

肩まわりの筋肉強化と安定性。

おしり、太もも裏側、そして体幹部の強化。

しかも、ただ筋力をアップするだけでなく全身の連動性やバランスも向上します。

まずは軽い負荷からトライしてみてください。

 

今日もがんばろうね。

 

 

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