トレーニングスペース、そしてトレーナーを占有でき、自分の目的に合ったトレーニングができるのが、パーソナルトレーニングのよいところです。
また、健康なカラダ作りと体形を維持する習慣として、パーソナルトレーニングは効果的です。
今回は、当ジムでの初回トレーニングの流れ、そして、太らない生活習慣についてです。
パーソナルトレーニング初回の流れ
初回は、およそ90分ほどお時間をいただきます。
内容は、カウンセリング、サイズチェック、撮影、体験トレーニングです。
撮影は、スマホで現在のボディの写真を撮ります。
その後、カラダ各部位のサイズチェックをし、記録します。
私と2人っきりですから、ここは開き直ってくださいね。
「トレーニングを始める」と決意し、これからは「いまよりよくなる」のですから、いまのカラダのサイズを冷静に確認していただければよいと思います。
1.カウンセリング
カウンセリングでは、現状の食事内容などの生活習慣や、目的、目標などをうかがいます。
ご要望によっては
期日の決まった「ド短期ダイエット」をご希望されることもあります。
無茶なド短期ダイエットはリバウンドのリスクが高くなりますからオススメしませんが、明確な期日のある場合はそれに向けて対応していきます。
本来は「痩せやすい太りにくいカラダ」に変えていくためのスタート16回、であることをご理解いただきます。
そして、自分でコントロールできる力をつけていくために、パーソナルなトレーニングメニューや食事について提案をしていきます。
初対面の者に、カラダのこと、生活のことをお話するのは少しハードルが高い、と思われるかもしれません。
でも、お会いする回数ごとに「なるほど、それだ」と、紐を解いていくような気づきが生まれ、信頼関係も増していきます。
2.初回(体験)トレーニング
「学校を卒業して以来、運動らしいことなんにもしてません」という方がたくさん来られます。
そんな方は、なにをしてもしんどいと思います。
まずは、たとえば自重スクワットのフォームを作っていきながら、カラダの使い方のクセ、柔軟性、もちろん筋力や体力について観察します。
何気ない姿勢もチェックしますから、初回トレーニングは姿勢改善で終始する方もおられます。
いきなりダンベルやバーベルを持ってなにかするわけではないので、すこし安心していただけましたか?
3.PNFストレッチ
運動らしいことは久しぶり、という方は
ご自身のカラダが思うように動かせないことにビックリされます。
決まったメニューがあるわけではないので、
そんな時はペアストレッチやコンディショニングに切り替えます。
Tsuji式PNFテクニックの技術を習得していますので、
このテクニックを活用し、動かしにくさや痛みのある部分に対してコンディショニングケアしていきます。
マッサージではありません。
もみほぐす、ではなく、関節に動きをつけていくので、1回で改善効果がわかりやすく、可動域、柔軟性が向上します。
ただ、伸ばす、ゆるめる、だけでもありません。
運動前なら弛緩させすぎないことも大切です。
可動域、柔軟性が向上することで、よりトレーニングの質、効果もあがります。
下の写真は、コンディショニングを体験していただいたビフォー、アフターです。
写真上:ご本人は真上に手をあげているつもりだそうです…
写真下:コンディショニング後は、肩がスムーズにまわって手が上がり、顔がみえてしまったので加工が必要に…^ ^
あるクライアントは、毎回のトレーニング後にコンディショニングを行うことで、頭痛や肩こりが改善されています。
トレーニングをはじめてから、整体などに通わなくなったそうです。
自分の健康管理は自分で
厚労省、そして国全体が求めていることです。自分のカラダは自分で守るしかありません。
そのためのツールとしての「パーソナルトレーニング」です。
生活習慣について
普通の胃腸の機能を持っていれば、きちんと消化・吸収できるはずなので、太ることなく健康的な体形が維持できるハズです。が、なかなかそんなにうまくいきません。
基礎代謝の低下、生活スタイルの変化、ストレス過多、ホルモンバランスの乱れ…など。
加齢とともにどんどん太りやすいカラダに変化するのは自然の摂理です。
「痩せる方法」を検索すれば、何百万件もの情報が出てきます。
日々、発信されつづける「痩せる方法」
その中には自分のカラダに見合った方法があるかもしれません。
てもまずはシンプルに基本を押さえておくことが大切です。
あるクライアントの体重と体脂肪率の変化です。
個人差はありますが、この方は体重マイナス6kg、体脂肪率マイナス5.3%です。
まったく運動する機会がなかったそうですが、週2回のパーソナルトレーニングと食事内容のコントロールなど生活習慣や行動パターンが変わって、カラダも変化してきました。
太らない習慣を身につける
ポイントは空腹感「本能からのサイン」です。
おなかがすいていないときは食べ物を口に入れない。
空腹感は、食べることへのサインです。
おいしそうだから、
口さみしいから、もったいないから…
小腹がすいた程度で間食していませんか?
血糖値が下がっていくときの、みせかけの空腹感にまどわされていませんか?
自分自身を冷静に観察すること。
そして、それを前提に自分のカラダに合った生活習慣を身につける。
さて、「脂肪燃焼」めらめら燃えて…どこへ?
炭酸ガスと水になって、呼吸から吐き出され、尿、汗として排出します。
身体が重く感じるのは、体重のせいばかりではないかもしれません。
階段を上がるのがツラくてたまらない。
加齢のせいだけではないかもしれません。
最近よくつまづく…それはたとえば、全身の連携がうまくできていない…など
カラダからのサインかもしれません。
不調の根本原因は「食べ過ぎ」と「運動不足」です。
なにを「プラス」し、なにを「マイナス」するか… 私といっしょに「太らない生活」に変えていきましょう。