大病を克服されたとはいえ
常にリスクを抱え
固形物は摂取できないお体の状態。
風邪をひくと長引いてしまうため
1月、2月はお休みされていました。
ただし、
「家だと何にもしない、動かない」
そのライフスタイルは変わらず…
筋トレ再開当時の昨年は
踏み台昇降の動作が
よろよろへろへろでしたが
いまは
「こんなしんどくないのキライ」
とのことで
こちらがハラハラするほど。
毎回しっかり汗もかいて
やる気に燃えています。
と書くと、
ものすごく元気な方のように想像すると思いますが
私たちが何気なくやってる
床に敷いたヨガマットに座る
横になる
起き上がる
この動作がとてもたいへん。
なので
ずっと立位と座位の運動だけでしたが
最近は、床に敷いたマットに横になって
仰向けで行うメニューも増やしました。
寝るのも起きるのも一苦労。
まだまだ進化が止まらない82歳です。
もうすぐお誕生日がきたら83歳です。
ジムに来て、動き始めると
シャキッと体が伸びて
帰る頃には別人のよう
とはいえ
年代に関係なくムリは禁物。
高齢になればなるほど
ケガはこの先の人生を大きく奪ってしまう。
「筋トレ」のもつイメージと
実際に必要なトレーニングは
少し違うのです。
私は前職で長く介護現場にいたので
なおさらこの思いは強く
「自分はまだまだ若い」
と思っておられるような方にも
躊躇なく言うことがあります。
それは
「オンナは死ぬまで、自分でトイレに行かなくちゃダメです!」です。
「オンナは」に引っかかる方もおられるかもしれないけど、
これは私が長年の介護現場で感じてきたことなのでスルーしてくださいね。
さて
男も女も少々ボケたとしても
トイレは死ぬまで自分で行けなあかん。
これは会員さまに常々言い続けています。
だから、年々、
筋力が衰えることに甘んじていてはダメなんです。
そのための「筋トレ」です。
誰でも加齢とともに筋力は低下していきます
だから、どんな日常を過ごしてそれを食い止めるか…しかありません。
私も40歳の頃は40kgのベンチプレスを
迷いなくやってましたが
いまはチャレンジすらしていない(苦笑)
30kgをキレイなフォームで3セットやる。
ここに止まっています。
10年前の筋力を維持できてないわけです。
でもそこは固執しなくていいと思うの^ ^
20kgのベンチプレスが
キレイなフォームでできる65歳でいられたらいいなぁと思っています。
私たちの親世代は、よく動いていましたよね。
いまは生活がはるかに便利になって
自分の親世代より動いてないと思いませんか?
ということは…
いま見てるまわりの80代より
私たちは衰えた80代を迎える。
ということになります。
「筋トレ」という言葉のイメージはアレですが…ぜったい必要なことのひとつです
#介護いらず ←← 自分次第です。