「歩く」を「走る」へ
2023夏、暑いね~が挨拶の今日この頃、そんな夏真っ盛りの日曜、奈良にてランニングセッションでした。
ぐるりと広がる青空に入道雲、そしてセミの声。子供の頃の夏ってこんな感じだった!
60代男性
週1回のヨガと日々の2kmジョギング
子供の頃に右足の手術をされた経緯から左右の筋力がアンバランスなこと。
そして「走り方」を学びたいとのことです。
私のセッションでは
速く走る
長く走る
は、やりません
うまく使えていないところをみつけて
ストレッチやエクササイズで目覚めてもらいます。
日々、自分なりに走ってはいるけど
変化がない
体が重い
スピード感がない
それじゃ走るのが楽しくないですよね
苦行になったら続かないです。
速く走ることとスピード感は違います
速く走ろうとするのではなく
すぃーーーーーーっと前に進む感覚。
これを掴んでいただくことが
最初の一歩です
そこから姿勢や重心を整え
がんばってほしい筋肉、例えばおしりや太もも裏などに刺激を入れていきます
段階的にフォームを整えていきます
勝手に前に進む
自然と歩幅が広がる
ラクに体が前に進む
速く走らなくていいんです
ただ、膝など1箇所にだけ負荷がかかるような走り方は修正していきます
全身を使う走り方を身につけるとラクですよ
ウォーキングもいいけど
すぃーーーっとふわーーーーっと走れると気持ちいい
効率のいいフォームになってくると
姿勢も自然と良くなります
ランニングの目的は人それぞれ
気が重い日は走らなくていいし1か月休んでもいい。
走ると気持ちいい。小さな満足感もあるし。
走ってるときって思考がクリアになる気がします。
いいアイデアがポンと閃いたり
ちょっとした気づきがあったりする
忙しい人ほど「走る」を生活に取り入れてみてほしいなと思います
くれぐれも言いますが
息はぁはぁするような追い込みはいりません。
すぃーーーーーっと体が前に進む感覚でふわーーーっと走っている時間こそ
自分をリセットする癒しの時間になると思います。
子供の頃から走るのが苦手だった?
大人になったいまこそ自分のペースでのゆるランおすすめです
自分を喜ばせるツールのひとつに
涼しくなったら一緒にいかがですか?
この日は走り終わって屋内に戻ったら、みるみる空が曇りだして夕立。
そして、大きな虹も見れました
夏をぜんぶ盛り、って感じの気持ちいい1日でした。