今回はチューブトレーニングについてです。
売場で一度は手にとってみたことがあると思います。
手にとってみて、しばらく眺めて、結局はもとに戻しましたよね?
私が使っているのはこのタイプ。くるくる巻いてコンパクトです。
どうやって使うのかイマイチわからないですね。
今回はどうやって使うのかイマイチわからないチューブを使った背中のトレーニングです。
自重トレーニングとチューブトレーニング
自分の体重を負荷にする「自重トレーニング」は、トレーニングビギナーさんにはとても効果的です。
自重トレーニングについては、こちら ↓ ↓ ↓
そして、自重トレーニングが物足りなくなったら、チューブで負荷をプラス、レベルアップです。
ダンベルを買うのはちょっと抵抗がある。
それならチューブ1本用意して、自重トレーニングと組み合わせましょう。
チューブで背中トレーニング
背中は自己流で鍛えるのは難しいです。
そして自重トレーニングでは鍛えられないのが背中です。
こんなに面積の広い背中の筋肉は鍛えた方がゼッタイお得ですね。
放置しがちな背中です。
自分では見れませんから。
でも、不意にとられた写真などを見て愕然としたことはありませんか?
肥満や加齢で背中にはしっかりと脂肪がのっかります。
横から見たときの身体の厚みに自分でもびっくりしますね。
デッドリフト
1.チューブの両端をもち、チューブの真ん中で腰幅くらいに立ちます。
2.胸を張り、二の腕も後ろから引っ張られているような姿勢を作ります。
3.重心は前(つま先)です。後ろ(かかと)に重心が移らないように気をつけながら骨盤を前傾していきます。
4.お尻を高く、太ももの裏が引っ張られる感じです。しっかり倒したらチューブをピンと張るところで持ち変えます。これでフォームは完成です。
気をつけるポイントは、
重心がかかとに移らない。
猫背にならない。
肩が上がらない。
ひざを曲げないように気をつけながら骨盤を倒す、立てるを繰り返します。
デッドリフトは、背中、おしり、太もも裏に効果的です。
ひざは曲げているように見えますが、つっぱっていないだけ、です。
曲げると太ももの裏に効きません。
チューブトレーニングは、チューブを引っ張る時だけがんばるのでなく、もどるとき、ゴムのパワーにまかせるのではなくパワーに抵抗をかけるのがポイントです。
ベントオーバーローイング
デッドリフトのスタートのフォームができたら、カラダはそのまま。(骨盤の前傾はもう少し浅めで)
肘だけを後ろに引き上げます。
整骨院通いやマッサージが欠かせない人は少なくないと思います。
カラダのメンテナンスとして通っていますか?
行かなくちゃ自分のカラダはいつも不調。
それは問題アリですね。
ゆるめる
のばす
ととのえる
どれも大切です。
でもベッドに横になった状態でいくら調整してもらっても、立ち上がって歩いて帰らなくてはいけません。
調整してもらったカラダを維持できるかどうかは自己責任です。
カラダを維持するには筋力が必要です。
当ジムでは、自重トレーニングからスタートし、ダンベルやバーベルを用いて背中のトレーニングもしっかり追い込みます。
トレーニングすることで確実に背中から脂肪が削ぎ落とされ、身体のラインが変わり、服を着たときに昨年との違いにみなさんとても驚きます。
背中のトレーニングは、やればやるほど変わります。
ただ、それは正しい方法で行うことが大切です。