パーソナルなトレーニングの一環としてご希望あればランニングセッションも実施しています。
過ごしやすかった先週は、ジムから大阪城公園まで移動しながらのランニングセッションを実施しました。
当日は、ジムで通常のトレーニングの内容にランニングに活かす内容も盛り込みつつ、筋トレの後にランニングにでかけました。
ランニングのイメージ
クライアントKさんの目的は「ダイエット」です。
ダイエットのために何度もランニングにトライし、そして挫折してきました。
なぜ続かなかったのか聞いてみました。
・つらい
・しんどい
・またあの苦しさか…と思うと心が折れる。
なぜそんなにしんどかったんでしょう。
「スピードを出すから」ですね。
・速く走らないと効果がない、ラクなのは運動じゃない
これが Kさんがもつランニングのイメージでした。
苦行でしかないですね。
ランニングセッション
90分ほどのセッションですが、練習会ではないので距離も時間もそれほど走りません。
はじめにシューズの履き方です。
ランニングはシューズさえ用意すれば始められる気軽さの反面、ビギナーさんのケガのリスクも高い運動でもあります。
衝撃から身を守るため、ケガをしないために、きちんとシューズを履くことはとても大切です。
さあ、姿勢を整えていきます。
速く走る、長く走る... それは先の話です。
ランニングにトライしたことがある方は、雑誌などをよく読んでいて、
ランニングフォームは腰高で、とか、前傾姿勢や体幹というワードは知っています。
でもそれを体感できていません。
ランニングセッションでは、立つ姿勢から始まり
目線、腕の振り
手の握り方まで…
いろいろ(ある意味NGも)試してもらい体感してもらいながら着実にフォームが変わっていきます。
なんか変な感じ。
なんとなく走りやすい。
いつもこんな感じだったら走りやすいかも。
あなたの体の使い方に合った、どこにも負担のかからないラクなフォームをみつけていきます。
ランニングを習うということ
ランニングを習う?ピンとこないですね。
だって走れるし。 そうですね。歩けるなら走れます。
それなのにランニングが定着しないのは、しんどいから。
走るといつもどこか痛くなる。そんな方も多いですね。
今回のKさんもランニングを習うことに半信半疑でした。
「自分ではちゃんと走れてるつもりだった」
フォームを変えるって??走れてるし。
そんなに代わり映えしないだろうな。
しんどいことに変わりないんだろうな...
セッション後の変化
セッション後の感想は
「なんか走れそう!走ってみたい」でした。
実際、後日ひとりで30分走ってみたそうです。
「走ってみよう」
ランニングに対するハードルが、うんと低くなりました。
「20分でいいよ」って伝えましたが、きもちよく30分走れたそうです。
しんどくなかったから、だそうです。
走るといつも痛かった膝も痛くなりません。
その日は寝つきもよく、翌日も身体が軽くすっきりして快調だったそうです。
今度は続けられそうですね。
すぐ疲れてしまう。
いつも膝が痛くなる。
根性だけのランニング。
今日はがんばれても、明日は…?
すぐに心が折れてしまいます。
ランニングは苦行ではありません。
気分が晴れない
イヤなことがあってモヤモヤ
なんとなくカラダが重い
そんなとき、気持ちいいペースでのランニングは心もカラダもスッキリします。
自己流のランニングは意外と走れませんね。
大人がなにかはじめるときは「ちゃんと習う」ことをおススメします。
まったく走ったことがない、でも走ってみたい、その気持ちが消える前に始めましょう。