はて… やはり更年期の影響でしょうか。
体重、体脂肪率か増えたわけではないし
食事がめちゃくちゃなわけでもないし
そこそこ運動だってしてる(笑)
それなのに、LDLコレステロール値が基準値を超えてしまったので、
ホルモン補充療法を2ヶ月半やりました。
私はお腹にシールを貼るタイプ。
お腹に貼ることで、
皮膚から直接血管に吸収されるので
肝臓に負担がかからないそうです。
結果、ほんのすこーし数値は下がりましたが、大きな変化はないので
ホルモン補充療法はやめることにしました。
もともと更年期障害特有の自覚症状はありませんでした。
ほてり、発汗、むくみ、のぼせ、めまい、イライラ、うつうつ…etcですね。
そのような、いかにも更年期による不調がないっつーことで、ホルモンの補充は終了。
さて。
そもそも、なぜホルモンを補充しなくちゃいけないのか。知っていますか?
女性ホルモンがなくなるから。
でも、
なくなったから補充するってこと?
じゃそれって一生??って思いますよね。
女性ホルモンは2種類
エストロゲン(卵胞ホルモン)
プロゲステロン(黄体ホルモン)です。
その2つのホルモンを分泌するのは卵巣。
そこに指令を出すのが脳(視床下部)。
更年期世代になると、卵巣の機能が徐々に低下してきて分泌が減ります。
が、脳からは
「もっとエストロゲンだしてー!」と
せっせと指令がでます。
卵巣は「ムリムリ、もうでないよー泣」と。
この連携プレーの乱れ、大混乱がホットフラッシュなどの自律神経の乱れとなります。
が、数年で大混乱しなくなるわけですね。
女性ホルモンのでない状態に慣れてくれれば体調は落ち着きます。
そこで、数年間は
女性ホルモンをちょろちょろ補充してあげる、ってことです。
ワタクシゴトをいうと、
2015年に大打撃を受ける事柄が起こり
それまで「カレンダー不要」なほど規則正しかった生理が止まりました。
48歳… 健康状態は良好で閉経する予兆はまったくなし。
なので「閉経」ではなく、明らかに「ストレス」による身体の変調だったと思います。
この時にすぐ婦人科に行くべきでしたが…
大打撃から立ち直れなかったと同時に
仕事に必死だった時期でもありました。
生理が止まってる以外にはなにも不調がなかったので「またカレンダー通りにくるだろう」と、日常に追われ、原因となる大打撃と向き合うことからも逃げていました。
とにかくリズムが崩れたことがなかったのです。
そのまま規則正しくくることはなくなってしまったので、実際のところ自分の閉経が何歳だったのかもイマイチ不明。
無月経が長く続くと、子宮体がんのリスクが上がるそうです。
生理はデトックス、つまり子宮の中を大掃除してくれているわけです。
私はその大切な機能を、なんの予兆もなく不自然にストップさせてしまったわけですね。
骨粗しょう症や動脈硬化のリスクも高くなるそうです。
無月経が長く続いていると自覚があるなら、
身体に不調を感じなくても一度、婦人科に行ってみてくださいね。
そして「ガマンしてやり過ごすことはできる」そんなしんどさを抱えているあなたもぜひ。