先日、ぴんぴんに新鮮な大きなカブと大根をいただきました。
採れたて野菜は、普段スーパーで見慣れているものとは「張り」が違います。
これは急いで調理しなくては…
ということで
悩んだ末にカブはおみそ汁にしました。
いろんなレシピの中、シンプルにおみそ汁にして正解。
カブの甘さが際立ちます。
幸せ〜になる甘さ。
青々した大根の葉も投入しました。
大根は家にあったモモ肉と煮込みました。
ほんとうは、さつま芋もプラスしたかったのに買って帰るのを忘れてしまった…
さて、今回のタイトルは
野菜の下ごしらえで、ひとつ上のおいしさに
です。
大根などの煮物を作るとき下ごしらえはどうしていますか?
私、以前はレンジでチンしてました。
手間をかけないことが
いいことだと思っておりました…
が、今年のおせちの煮しめが過去最高においしくできたことを教訓に…
大根は下茹でしました。
ではまずは、鶏モモを炒めましょう。
ウチでは米油を少々使用。
余分な油をしっかり拭きとります。
ココ大事、しっかり拭き拭き。
下茹でした大根を投入。
全体がなじんだら
水、ほんだし、酒、本みりん
今回はすこし甘みをプラスでラカント使用
調味料にこだわりはないけど
料理酒風、みりん風ではなくて
酒と本みりんを使っています。
さて、沸いてきたらアクは丁寧にとります。
蓋をしてしばらく煮て、ここでしっかり味をつけて
最後に醤油。
全体が てりっとして完成。
今回、あらためて気づいたことは
大根を鍋で下茹ですることで
野菜特有のちょっと「とんがった感じ」がなくなって、とってもやさしい味になること。
さらにアクも丁寧に取ること。
鶏モモを炒めて出た余分な油はきれいに拭き取ること。
子供の頃は憂鬱でしかなかった煮物
偏食だった私は、年イチのおせちが超絶苦手で泣きが入るほど。
でもこうして、作る過程次第でうんと味が変わることを実感してから、煮物は作ることも食べることも楽しみになりました。
オーソドックスな煮物を、あらためて丁寧に作ってみませんか?