糖質制限ダイエット生活をベースにしていた私が、あえて白いごはんを食べる効果についての、あくまでも【個人的見解】のつづきです。
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5.カラダによさそう。な、勘違い
食べたいもの。
食べてはいけないもの。
カラダが必要としている。と勘違いして摂っているもの。
そんな迷走をしてきた期間が長い分、私自身の味覚は鈍感になっていたと思います。
スーパーフードと呼ばれる食品が日々どんどん増えていきますね
スムージーにチアシード、ココナツオイルにアサイー?
そして、フルーツグラノーラや果物も毎日欠かさず…
ほんとは痩せたいハズなのに、
「食べたら痩せる、カラダにいいもの」…etcで、常にお腹いっぱいではないですか?
「食べたら痩せる、カラダにいいもの」…etcで、常にお腹いっぱいではないですか?
そして、たとえば玄米。
玄米は栄養価が高く、ダイエットにも効果的だから、白いごはんを食べるくらいなら玄米をチョイスする…
それは正解かもしれません。
「おいしい」と思って食べているなら正解だと思います。
カラダにいいから。
ダイエットに効果があるから。
だから食べなくちゃ。
実行できている自分にモチベーションがあがるなら、それも正解だと思います。
カラダにいいんだから食べなくちゃ、でもあんまり好きじゃないんだよね…それだとどうでしょう。
食事によって、心が満たされるかどうか…は、とても大切だと思います。
6.ド短気ダイエットにハマる心理
とりあえず、いまこの体重さえ落ちれば!
あとは自分でなんとかするから…
キープできそうな気がする…
それが、ド短期ダイエットに走る心理だと思います。
ド短期ダイエットで減った体重をキープするためには、それ以降の生活がとても大切。
当然のことですが、ダイエット前の生活に戻したら、カラダもすぐ元通りです。
それがリバウンドですね。
私の個人的見解として
まず味覚が整うこと。
そして、満足感や充実感、達成感が伴っていれば、ポジティブに維持できると思います。
7.味覚の変化と心境の変化
おにぎり生活が定着してきて、いちばん変わったのは味覚でした。
特に甘さ。甘さには敏感になったと思います。
「砂糖」「果糖ぶどう糖」の甘さに引き寄せられなくなりました。
白いごはんのおにぎりが「お守り」のような存在になったからかもしれません。
そういえば、おにぎり生活を始めて、
たまたまぽんと口に入れた子供のお弁当用の卵焼きの端っこ。
「味が濃い…」
何気なく作っているいつもの味付けが濃くなっていたことに驚きました。
ストレスや食生活の乱れで短期間にぽんと増えた数キロを調整するなら、まず味覚をリセットする。
遠回りのようでいちばん手っ取り早い方法だと思います。
お腹がすくと「おにぎり食べよう」と思うことは、安心感につながります。
あれもこれも…と、考えない。
これで間食をしなくなります。
常になにか口に入れている…
みせかけの空腹感での間食が習慣になっていませんか?
8.体重の変化
実は、おにぎり生活をはじめた最初の4日間で体重が1kgほど増えました。
顔は浮腫むし、カラダはだるいし…
長年、意識してなるべく白米を食べない生活をしてきた私のカラダの反応です。
理由はわかりません。
実験なのでそのまま続けてみました。
外食や飲み会が、たまたま多かった40日間でした。
4日目 スタート時よりプラス1.3kg
ここから少しずつ減りだしました。
10日目 スタート時からマイナス2.0kg
13日目 スタート時からマイナス2.5kg
17日目 スタート時からマイナス3.0kg
35日目 スタート時からマイナス3.5kg
飲み会やイベント的な食事が多かったこと、また生理周期の増加などの
こまかな毎日の変動は書いていませんし、毎日の数百グラムの増減は気にしていません。
おにぎり以外は、淡色野菜やキノコで作ったおみそ汁と自家製のぬか漬けがメインです。
なるべく加工品を摂らない
とはいえ、顆粒だし、ポン酢、マヨネーズなどは使いますから、無理のない範囲で。
おみそ汁によく使う食材は、こんな感じです。
9.おにぎり生活が効果的な人(個人的見解)
もう、なにをやっても、なにを食べても痩せないと迷走している人。
ストレスで過食に走る人。
加工品を好んで食べる人。
カロリーゼロやオフと書いたものばかり選んで、常に食べている人。
次々とメディアで「スーパーフード」が紹介される度に「カラダにいいみたいだ!」と、食べるモノがどんどん増える人。
常に何か食べている…
1日に何回なにを食べてるかわからない…
そんな生活習慣を変えるためには、とても効果的だと思います。
味覚をもどすこと。
これがポイントです。
私のように、
短期間でぼん!と増えた体重を調整するには、とてもお手軽な方法だと思いますし、
おにぎりダイエットは「健康でちょうどいいところ」までは、ラクに落ちるような気がします。
そして、必要な食事の質と量が自分でわかるようになるのでリバウンドはありません。
私自身は、体脂肪率21〜22%くらいが「自分のちょうどいい」目安です。
筋量は落ちていないので、トレーニング時のパワーもあります。
ここから絞るなら、食事を考えたり、トレーニングの質と量をあげたり、となります。
ただし、あくまでも個人的見解のため、誰にでも適しているかどうかはわかりません。
10.ダイエットの指導
ダイエットしたいなら、小麦粉と白い砂糖は極力摂らないようにとお伝えします。
この部分は「糖質制限」です。
アタマを使う仕事で疲れたから「カラダが甘いモノを欲しがってる」という「思い込み」で、空きっ腹に飴玉をぽんっと放り込む習慣などはストップです。
また、ゼロカロリー、カロリーオフ、そんな食品を常に食べているならそれもやめてもらいます。
わざわざ摂り込む意味がない。そして、おいしくないですしね。
フルーツグラノーラやカロリーメイト、ソイジョイは「お菓子を食べる感覚で」
パンは「ケーキを食べるときと同じ気分で」と伝えています。
外食や友人との食事は「ハレの日」
なにも気にせず飲んだり食べたりを心から楽しむ日。そのための日常。
毎日が「ハレの日」のような食事なら、その生活習慣は変えた方がいいでしょう。
よくよく聞きだしてみると、頻繁に「あかんもん」を食べている。
その無意識の習慣を見直してもらえるように誘導していきます。
いま自分がパーソナルトレーナーとなり、
過激な減量などの経験は価値のあるものになっていますし、
悩めるクライアントの気持ちが痛いほどよくわかります。
生きてる限り(加齢する限り)人生はずっとダイエットです。
だから、続かないダイエットはしない。
体調よく、メンタルも健やかなのがいちばんです。
正常な味覚をとりもどす… ここがポイントです。
“糖質制限ダイエットあえて白米を食べる効果について【個人的見解】vol.2” への1件のフィードバック