昨日、献血してきました。
赤十字血液センターが近いので、年に2回くらい献血しています。
普段は受付も問診もさくさくで、待ったことなかったけど昨日はけっこう混んでいました。
献血に対する意識が高まってきているかもしれませんね。
鉄不足はダイエットの敵
ダイエットをがんばっている方ほど「隠れ鉄不足」の可能性があります。
血液検査では「貧血」でひっかからないからと安心していませんか?
献血は、事前の採血でヘモグロビン数値12.5g/dl以下だと実施されません。
せっかく献血する気満々で行っても「お断り」です。
ヘモグロビンは赤血球の主成分。
ざっくり言っちゃうと
鉄分=血液
血。が足りない!?
生命力の弱さを感じませんか?
鉄不足だとこんな症状がでます
・疲れやすい
・だるい、しんどい
・手足の冷え
・肩こり
・頭痛
・めまい
・集中力の低下 etc
聞くところによると、鬱の傾向のある方はヘモグロビン値が低いとか…
「鉄不足」って「生命力の低下」です。
そりゃ鬱にもなるで、って思いませんか?
鉄不足になると
イライラしたり、情緒が不安定にもなります。
生命力が低下していますからね。
食べないダイエットは一時的に体重は落ちるかもしれませんが、
きっと鉄分は不足してしまいます。
鉄分は血液中のヘモグロビン(赤血球)の材料でしたね。
血液の働きは、酸素を運び、栄養も運び、老廃物を回収し、身体中をめぐっています。
血が足りなければ、細胞に酸素も栄養も行き届かない?
となると、ダイエットどころではありません。
身体のすべての機能が低下します。
体調の不良が現れるのも納得できますね。
血が足りない、そんな元気のない状態でダイエットや身体づくりしていませんか?
鉄分も意識した食事を
食品に含まれる鉄には、ヘム鉄と非ヘム鉄があります。
赤身肉や魚に多く含まれるのがヘム鉄
野菜や海藻、たまごなどに多く含まれるのが非ヘム鉄
体への吸収率は
ヘム鉄は約30%
非ヘム鉄は約5%だそうなので
効率よく鉄を摂るには、肉や魚をきちんと食べることが大切ですね。
吸収率が低い非ヘム鉄は
ほかの食材と組み合わせると吸収が促されるそうです。
・ビタミンC
・動物性タンパク質
・クエン酸(梅干しやレモンなど)
逆に、いっしょに摂ると吸収率がダウンしてしまうのは
コーヒー。
他にはカルシウムの多いものも大量にいっしょに摂るとよくないようですが…
私は食事といっしょにコーヒー飲むことが多かったけど
コーヒーに含まれるカフェインもタンニンも鉄の吸収を阻害してしまうようです。
ショック〜
コーヒーは食後。ですね。
献血について
昨日はあまり時間がなかったので全血献血(こちらが一般的)にしました。
時間にゆとりがあれば成分献血という方法もあります。
献血は誰にでもできるボランティアであるだけでなく、ちょっとした健康チェックにもなります。
WEBで検査の結果がわかります。
項目いっぱい。 過去データもわかります。
これがすごく見やすいしわかりやすいです。
献血の前に問診や血圧測定、採血がありヘモグロビン数値のチェックもあります。
女性の場合、献血ができるのは12.5g/dl以上ですよ。
これ以下でも健康診断では貧血と言われないかもしれませんが、隠れ鉄不足ですね。
せっかく献血しても、そのあと自分が具合悪くなってしまったら元も子もないってことです。
最近は献血への意識も高まっているのか、けっこう混んでいました。
待ち時間には「なにか飲んでくださいね」と声をかけられ
献血の時も「飲み物を持って入っていいですからね」と声をかけられ
献血後には「アイスはいかが?」とか「マッサージチェアもどうぞ」と
申し訳ないくらいですσ(^_^;)
というわけで、今回は「かくれ鉄不足」についてでした。
自分の健康チェックも兼ねて献血おすすめです。