あなたはどんな毎日を送りたいですか?

食べても食べても太らない?

「食べたいものを食べたいだけ食べてます!」

「ガマンなんてしません!」

最近メディアで腹筋女子が話題です。

「うそつけー」と思ったりしますが

ウソではなくほんとに、食べたいものを食べたいときに、ガマンせず食べているだろうと思います。

そのかわり…生活スタイルも食事も運動もきちんとコントロールしているでしょう(本人たちは、そんなことあたりまえすぎて自覚すらしてないかもしれないけど)

 

そうじゃない私達が食べたいものを食べたいだけ食べてたら太ります。

 

そもそも。

彼女たちとは、食べたいものも食べたい量も、そして、食べたくてガマンできなくなる頻度もきっと違います。

そこ、見て見ぬ振りしてはいけませんね。

 

 

ちょうどいい

でも本当に、食べたいものを食べたいだけ食べてる人はちゃんといて。

きっとガマンもしてないと思います。

その人にとっての「ちょうどいい」があって

「もっともっともっと食べたい!」なんて収集つかない事態にならない…

 

「食べること」に支配されていないんです。

 

「太らない食べ方」を自分の身体が「ちょうどいい」と認識すること、ここを目指すのがポイントになる気がしますね。

 

 

どんな時に食べたくなる?

「そんなに食べてないんです…」って思ってる方は多いです。

食べてる食べてる。

結局「食べすぎ」。それに尽きる。

 

おやつやめよう、とか、ごはんを調整しよう、とかいろいろ試みていると思います。

そわそわしますね、食べたくて。

食べることで脳内いっぱいになります。

だって、用事の合間、一区切りしたとき必ずなんか食べてて、

実は一日中食べてるから…

自分にとって「休憩」が「食べること」になってる人も多いです。

ほかに休憩の仕方はないですか?

 

 

食べることが好き。ほんと?

夕食後の満腹なところからのお菓子や果物が毎日あたりまえになってる…

あたりまえに何年もやってることをやめるって、かなりの勇気と覚悟がいります。

でも、そこ乗り越えないと

「食べたい時に食べたいもの食べてまーす」

「ガマンなんてしてませーーん」にはなれません。

食べることが好き。それって、どういうことなのかな?って考えてみましょう。

 

習慣を変える

クライアントには、まず「お菓子」食事以外のものを口に入れないようにお願いします。

はじめは、時間が余ってどうしたらいいかわからない。

つまり「忙しい忙しい」って思ってる人でも、無意識にだらだらとなにかを口に入れてる思考オフの時間がけっこう長いんです。

「習慣を変える」って簡単じゃないです。

だって明日から「歯磨き禁止」なんて言われたらムリですよね。

「食べること」を変えるのもとても大変です。

メディアが伝えるほどお手軽ではありませんよ。

「習慣を変える」もう、別人格を生きるくらいの覚悟が必要です。

もちろん「食べるだけで痩せる食材」もありません。

 

 

もっと、ドライに冷静に

ダイエットはいかに冷静に淡々と取り組むことができるか、です。

痩せる痩せると言いますが、そんな簡単なことではありません。

お腹の脂肪をつかんでむしり取るような感覚を持っている限り成功しません。

体脂肪を減らしていく、つまり細胞レベルの変化です。

目で見てわかるのは、ちょっと先の話です。

そこを冷静に客観的に理解しないと…

とりあえず目先の3kgを手っ取り早く落とす方法をあれこれあれこれ短期的に試して、結果に急いで…

待っているのは、はいリバウンド~

焦りは禁物です。

 

 

味覚の変化に敏感に

当ジムはオフィス街なので、ランチ時になると歩道におもむろにパラソルが立って、お弁当販売してるのを見かけます。

とにかく安いし、おかずも和洋中。

野菜もそれなりに入っています。

飛ぶように売れていくので、一度、買ってみました。

どのおかずも味が濃く、食べた後しばらく口の中がぴりぴりしていました。

たまたま私に合わない化学調味料か使われていたんだろうと思います。

でも

ほんとに毎日これ食べてて大丈夫?って心配になりました。

どのおかずも同じ味かと思うくらいのかなり濃い味付けでした。

 

 

食べることに困らない環境

24時間いつだってそこそこ美味しいものがカンタンに手に入る、食べることに困らないこの国でダイエットを成功させようと思ったら、たいへんな覚悟がいります。

そう。

この国で年々じわじわ確実に太り続けてる人が痩せるのは至難の技です。

なるべくいまの生活や好きなものは変えず…なんて思ってたらムリですね。

でも、ダイエットの結果をだし、それを維持し続けている人はちゃんといます。

 

ほんとの万年ダイエッターとは

今の私も見本になるような食生活ってわけではありません。

そして万年ダイエッターです。

もし、自分は太りやすい体質だ。と思うなら、食べるものに困らないこの国で暮らしていく限り万年ダイエッターで居続けるのはある意味、仕方ないこと。

だけどそれは「ツラさ」を伴うものではなく、コントロールすることが苦行でなく、健康でいるために気に留めておくことです。

 

寝たら治る

1日食事を抜いたら体重が戻る

もうそんな年代をとうに過ぎた私たちは、日頃から小さなコントロールをし続けるしかありません。

それがほんとの万年ダイエッターだと私は思います。

 

 

ちょうどいいを手に入れ、習慣を変えるまでのツライ…の分量をなるべく控えめにするお手伝いが私のお仕事です^ ^

そして「ここの脂肪をむしり取る」ことはできませんが「ここの筋肉を鍛えて育てる」はできます。

左)48歳ご入会時 右)50歳現在(いまも継続中)

食べることに支配されない、食べることを楽しむ、年々変化していく身体をドライに受け止めながら、自分らしく生きていきたいですね。

 

 

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